設立55年の歴史を持つ社会福祉法人、新宿区市ケ谷に特別養護老人ホームを新規オープン

大和会は、1965（昭和40）年、東京都多摩市に設立された社会福祉法人です。「人権尊重」を礎に「愛と共生」「和の精神と人間愛」の理念のもと、「心豊かでゆとりのあるシニアライフ」の実現を目指して、特別養護老人ホームを始めとする介護福祉施設を運営しています。その他、保育園や学童クラブ（受託）にも携わり、長く地域に密着した活動を行っています。
さらに2018（平成30）年、全国規模で医療施設・福祉施設を展開している湖山医療福祉グループに参画し、新規施設をオープンさせるなど着実に事業を発展させています。
2022年9月に開業を控えているのは、特別養護老人ホーム「新宿和光園」（新宿区市谷薬王寺町）。利用者定員数・特養84床（ユニット型）、ショートステイ12床（ユニット型）、計96名の施設です。都営大江戸線牛込柳町、若松河田駅、または都営新宿線曙橋を最寄り駅とする恵まれた立地で、希少性のある都心型の新規施設として注目が集まっています。

「新宿和光園」では、現在、介護・看護・調理師・調理師補助の各職種でオープニングスタッフを積極的に募集しています。開設準備室の採用担当者にお話をうかがいました。
「正規職員、パート・アルバイトを募集しており、介護職については未経験・無資格の方も歓迎します。オープン前に入職した方々には、初期研修をしっかり行いますし、開所後は他施設から異動してきた先輩職員についてもらってＯＪＴの形で教育を継続しますのでご安心ください」
ゼロから立ち上げるオープニングスタッフとなる機会は、経験者でもなかなか巡って来ないそうです。未経験・無資格で介護業界にチャレンジしたい人にとって、めったにないチャンスといえるでしょう。また大和会は、歴史ある社会福祉法人の為、指導方法も確立しています。「実際に手を動かして教えてくれる」「失敗した時はメンタル面もカバーしてくれる」といった先輩の声も聞こえてきます。

大和会は、無資格で入職した方でも、資格取得を全面的にバックアップしています。働きながら「介護職員初任者研修」の資格を取得した方は多く、さらに介護福祉士の資格を目指す職員もいます。大和会の研修・教育体制は、湖山医療法人グループに準じるため、非常に手厚く、資格取得のバックアップだけでなく、グループ全体で専門職研修、階層別研修などを行っています。
「一法人・施設の中だけでは、どうしても井の中の蛙になってしまう面がありますが、全国さまざまな規模・形態の施設に勤務する職員たちといっしょに学び、交流することで視野を広げることができます」と瀧柳さんは話してくれました。
各種集合研修は、コロナ禍のためオンラインになってしまっていますが、状況を見て対面での研修も再開したいとのこと。同じ職種、ポジションの人たちと意見交換できる集合研修、日常業務からの学び、どちらも介護のプロフェッショナルとして成長するためにはなくてはならないものだと言えます。

大和会のもう一つの特色が、職員ファーストの運営方針にあります。有給休暇の取得率は70％以上で、転職してきた職員は「休みの希望が通りやすい、連休がとれて旅行にいける」と喜ばれるといいます。また月平均の残業時間は2～3時間。会議や勉強会があるためゼロというわけにはいかないものの、介護業務によるものでないことがほとんどです。働きやすい環境があるため、産休・育休から復帰し、時短勤務制度を利用している女性職員も多数。2022年は男性の育休取得予定者がいます。他方、外国籍の方の採用実績もあり、就労ビザがとれて、能力と意欲のある方は歓迎しています。
介護業界はコロナ禍の影響が少なく、大和会も堅実に運営されている法人の一つ。長い歴史を持つ会社の強みと、大きなグループに参加していることのメリットを併せ持つ組織といえるでしょう。他施設への異動・キャリアップ、上位資格取得など、将来的にはさまざまな選択肢も考えられそうです。