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株式会社くじら

就労継続支援A型事業所で、障害を持つ方の自立を支える仕事

株式会社くじら

データ入力からピッキングまで!
障害者の可能性を広げる、くじらの多彩な業務

株式会社くじらは、設立から10年目を迎えた就労継続支援A型事業所です。障害を持つ方に仕事の機会を提供し、一般就労の場で活躍できるような訓練や支援を行っています。しかし、A型事業所を取り巻く環境は厳しさが増しています。
管理者の逵勇人さんは「A型事業所では、利用者さんの給料は自分たちの生産活動の中から支払わなければいけないルールとなっている為、生産性を求めざる負えない状況になっている」とA型事業所を取り巻く環境を説明してくれました。
そんな現状に対する取り組みを、逵さんにお聞きしました。
「元々はパソコンを使ったデータ入力やWEB関連の業務などを提供していましたが、生産性を高めることが難しくなってきました。そこで、Amazonの発送代行や釣り具メーカーのピッキング作業、清掃業務なども始めています。体を使う仕事ですが、比較的安定した収益を見込めるため、会社を支える大事な業務になっています。また、利用者さんの特性に合わせた仕事の提供ができるようにもなりました」
障害者の就業をサポートする支援員の具体的な仕事内容についてお伺いしました。
「クライアントから業務を受注し、納期や内容を考慮しながら作業計画を立てます。そして、利用者さん一人ひとりの特性に合わせて作業を振り分け、円滑に進められるよう支援します。また、利用者さんの体調管理のサポートも行います。時には業務が予定通りに進まない事もあるので、柔軟な対応も求められます。障害の特性に応じた対応が必要なので、マニュアル通りには進まないことも多いんです」

人を支え、自分も成長する
支援員の仕事のやりがいとおもしろさ

くじらの支援員として働く中で、やりがいを感じる瞬間はどんな時でしょうか?
「やっぱり、大変なプロジェクトをやり遂げたときの達成感です。利用者さんと一緒に仕事を終えたとき、全員で『やった!』と喜び合える瞬間は最高です。それに、長く働いてきた利用者さんが一般就労に進む姿を見ると、本当に感動します。送り出すときの拍手は、支援員にとって一番の喜びですね」
続いて逵さんに、くじらで支援員として働くには、どんな人が向いているのか教えてもらいました。
「まずは、仕事をしっかりできることが大切です。パソコンの基本操作ができて、プロジェクトを責任持って進められる人が理想ですね。もちろん、支援する気持ちも大切ですが、業務を確実に回せる能力が必要です。失敗を誰かのせいにせず、どう改善できるかを考えられる前向きな人が向いていると思います」
最後に、逵さんに今後の目標についてお伺いしました。
「大きく2つあります。1つは、利用者さんの賃金を自社の生産活動で安定的にまかなうため事業を安定させること。もう1つは、利用者さんが一般就労へ進むための支援を続けることです。利用者さんのスキルアップや就労支援を強化して、より多くの方が自立できる環境を作っていきたいと考えています」
逵さんの「決して簡単な仕事ではありませんが、人間的に成長できる仕事です」という言葉から、社会的な意義が高く、やりがいのある仕事だと感じました。

よく聞かれる質問に人事担当者が答えます。

入社してから半年くらいまでの仕事の進め方や、フォロー体制はどんな感じですか?
初日は本社にて、社内規定や契約書などの書類手続き、社内連絡ツール(チャットワーク)の設定、業務日誌や管理シートの使い方について説明を行います。
その後、約3か月間は先輩職員の指導のもと、施設外就労先で作業に従事していただきます。まずは利用者さんと同じ作業から始め、徐々に職員としての役割や業務の進め方を覚えていただきます。
会社ってどんな雰囲気?仕事でみんなと話すときってどんな感じ?
・本社
本社は、一般的なオフィスのように静かな環境で、業務時間中はBGMが流れています。職員や利用者同士が気軽に話しかけやすい雰囲気があり、フラットな職場です。

・施設外①(利用者人数5~7名)
倉庫内での作業を行います。段ボールに囲まれた環境で、体を動かしながら業務を進めます。気さくな作業者もおり、アットホームな雰囲気の中で働けます。

・施設外②(利用者人数4~5名)
釣り具メーカーの社内で作業を行います。1フロアの一角で立ち仕事が中心となり、業務請負先の社員とのコミュニケーションや報告・連絡・相談(報連相)が重要です。
仕事ってどんな感じ?めっちゃ大変だったりする?
利用者さんの特性に応じた適切な対応を行いながら、業務管理や質問対応に努めます。
納期内に仕事を完成させるため、計画的に業務を進めますが、予期しない問題や予定通りに進まない場合もあります。
そのような時には、仕事の難しさや大変さを感じるかもしれませんが、柔軟に対応し、解決策を見つけていきましょう。
ただし、先輩職員や上司に相談し、サポートを受けながら進められますので、安心してください。