新宿区の企業は魅力がいっぱい!
【新宿区公認】就労ポータルサイト

バーコードプリンタを日本で初めて導入。60年超の実績を持つ自動認識分野のパイオニア

オカベマーキングシステム株式会社

機器の販売からソフトウェア、メンテナンスまで
自動認識に関わる幅広いニーズに対応

オカベマーキングシステム株式会社は、自動認識分野のパイオニアとして60余年の歴史を持つ会社です。自動認識とは、人を介さずデータなどを機器で読み取る技術のこと。商品の値札に印字されたバーコードなど、とても身近な技術です。
「弊社はバーコードプリンタを日本で初めて導入した会社なんですよ」と教えてくれたのは、東京営業部部長 鈴木和成さん。
「衣料品の値札印字機の輸入・販売からスタートし、百貨店をはじめとするアパレル系をメインに事業を展開してきました。現在は工場などの産業系にも顧客の幅を広げています」
バーコードプリンタなど、さまざまなハードウェアの販売のほか、制御システムのアプリケーション、ソフトウェアの提案、メンテナンスサービスも行なっており、扱う商材やサービスの幅が広いのも特徴だとか。
「弊社はさまざまなメーカーの商品を扱っており、お客様のニーズに合わせた提案ができる。長年の経験値を持つ強みと考えています。また国内主要都市に拠点があり、訪問修理にも対応。このことも競合他社にはない強みです」

自動認識技術への幅広いニーズに応えていくため
ソリューション全体の提案力を高めていきたい

入社後はOJTで先輩に同行しながら実践経験を積んでいきます。「社内は風通しがよく、年齢や役職を気にせず話しやすい雰囲気ですし、経験豊富な社員がしっかりサポートするので安心してください」と鈴木さん。
今後の展望については「人手不足が社会問題になり、物流倉庫で自動化が進んでいるように、さまざまな分野で自動認識技術のニーズが高まる可能性がある」と語ります。
技術も進化し、バーコードや二次元コードに加え、無線ICタグの「RFID」導入も加速しています。そのなかで会社がめざすのは、最新技術やソフトウェア知識を駆使し、ソリューション全体を提案すること。
「いまは社員個人のスキルに頼りがちなので、そのスキルやノウハウをどう共有し全体の力としていくかが今後の課題です」
お客様のニーズを的確に捉えることができる人を求めており、若い世代が来てくれるとうれしいと話します。
「弊社には『好きなようにやってみたら?』という自由さがあり、お客様が求めるものを各自のアイデアで提案できる。他業界で働いてきた人も、営業経験を活かしやすいと思います」

予想外のところにニーズを見つけるおもしろさ
新たな顧客開拓を事業の柱の1つに成長させた

次に話を伺ったのは営業課長として活躍中の中山和久さん。「バーコードの会社?どんなところ?」という興味が入社のきっかけだったとか。
中山さんが担当するのは新たな顧客の開拓。最初は数字を出すのに苦労したそうですが、社内備品のバーコード管理にニーズがあったり、意外な企業で販売に結びつくこともあったそう。現在では、新規開拓分野が事業の柱の1つに成長。会社の知名度も上がり、最近はWEBからの問い合わせが非常に増えたそうです。
成長のきっかけとなったと教えてくれたのは、会社が本格的にRFIDを扱うきっかけにもなった大型案件だそうです。
「それまでRFIDに対してさほど積極的に取り組んでいなかったんですが、その案件をきっかけに、私がメインになってシステムを勉強をすることに。それ以降RFID案件が非常に増え、機器の販売だけでなく倉庫の自動化を担う分野にも展開を広げつつあります」

現場に足を運び、お客様の声に耳を傾ける。
そこから提案のヒントを見つけていく

営業として大事なのは、変化の先を読むことだと中山さんは語ります。
「そのヒントやアイデアは現場から得るもの。現場を見て、お客様の現状を聞き、そこから自分なりに考えていく。倉庫の自動化にしても、実際にどう自動化できるのか、現場に行ってはじめて提案ができます」
今後は製造メーカー向けのRFID導入で顧客拡大をめざしたいと語る中山さん。「工場の製造工程においても我々の機械が活躍できる部分はたくさんある」と力を込めます。
「鍵になるのが人のつながりだと思っています。たとえば協力会社の人がノウハウを持っていることも。雑談から新しいものが生まれ、ビジネスに結びつくこともあるんですよ」
小売や製造、物流などさまざまな業界で自動化を支える自動認識技術。進化を続ける分野での仕事はやりがいも大きいのではないかと感じました。